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【2024/04/19 11:18 】 |
財務省所管の地震再保険特別会計が如何に有用かについて。

1、地震再保険とは

 民間の地震保険に対する保険。 http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/pdf/reference/jishin_saigaiyo.pdf
 地震保険は、次のような特徴をもつ地震災害による損害をカバーするため、政府が「再保険」という形で損害保険会社をバックアップすることによって成り立っている。 > ①1災害による損害が保険会社の担保力を大幅に上回る巨額なものとなるおそれがある。 > ②災害の発生時期や発生頻度の予測が極めて困難なため大数の法則に乗りにくい。

さらには損保業界全体で地震保険のリスクを平準化する結果も得ている。

2、再保険料

 再保険自体は日本地震再保険株式会社等が各損保からの契約を取りまとめて地震保険超過損害額再保険契約という名目で政府と契約をし、徴収するという形になっている。

3、再保険金①

 1災害あたりの支払われる保険金の総額で三段階に分けて負担率が定められている。 ・1st layer(~1100億)・・・民間100% ・2nd layer(1100~17300億)・・・民間50%政府50% ・3rd layer(1.73~5.5兆)・・・民間5%政府95%  政府が払う再保険金の最大は43915億円

4、再保険金②

 災害が相次ぐなどで特別会計で積み立てた保険料等で政府責任分を払えない事態、また積み立てた保険料等の運用で 損失を被った場合などに備えて、一般会計から借りることが可能で、返済も義務付けられている。 <法律から引用> > 2 政府は、再保険金、この会計の負担に属する借入金の償還金及び利子、第十四条第二項ただし書の規定により借り換えた一時借入金の償還金又は一時借入金の利子の財源に充てるため、必要があるときは、予算で定めるところにより、一般会計からこの会計に繰り入れることができる。 > 3 前項の規定による繰入金については、後日、この会計からその繰入金に相当する金額に達するまでの金額を、予算で定めるところにより、一般会計に繰り入れなければならない。

5、日本政策投資銀行(民営化が決定済み)等に事業ごと委譲が不適切な理由

 1にある通り、地震再保険は保険料率が決定できるような代物ではなく、そのために再保険という名目で4のような緊急避難が容易な特別会計という形式で用意されている。  これを民間に移譲すると、 ・保険料率の高騰により地震保険が加入し辛い保険となる。 ・低廉な保険料では保障が不十分となるか保険が採算が取れず商品として成り立たないものとなる。 ・災害規模によっては支払い能力を超える事態の回避が不能。 ・結果的に地震保険による保障を受けられるのはごく限られた人々ということになり、国民が地震に備えることが不能となる。 などが予想される。つまり再保険の目的が丸ごと失われることとなる。

6、特別会計を丸ごと廃止して、政府から給付金を出すだけでは不足な理由

 払いきれない時は政府から給付金を出すことこは不可能ではないが、 ・同じ名目の物品の損害でもそれぞれ価値が違うように、それぞれ損害額は異なる。 ・異なる損害額の算定には時間がかかり、これに対応すると給付が遅れる。 ・異なる額の給付金は不公平感の元。災害時には禁忌。 ・政治的理由により支払いが遅れる事態が憂慮される。 等の問題がある。再保険というバックアップで地震保険を提供すると、 ・元の資産価値を事前査定。 ・不公平感の排除。 ・政治的理由で支払いが遅れるようなことが無くなる。

7、税金の無駄遣いかどうか

 本特別会計と税金との関係は4にあるとおり、保険金支払能力を超過したときに一時的に一般会計から繰り入れ、言ってしまえば「一般会計に対して借金」する形だけになっており、物価変動その他の要因を考慮した上で「相当額の返済」を義務付けられているため、災害が大規模にならない限りは一般会計との間でお金が動くことが無いし、あっても返済されるので無駄遣いには相当しない。

8、経費を税金から出してるのではないか?

 次の通り、再保険料、資金の利息や運用益のみが収入となっている中なから人件費や業務の経費を出しているため、税金から経費を出しているということは無い。 http://www.mof.go.jp/jouhou/kaikei/tokkai/160311g.htm
区分別収支計算書   (単位:百万円)
                 13年度 14年度 業務収支
     再保険業務支出       ▲125 ▲90
  人件費            ▲54  ▲55
  その他業務支出      ▲70  ▲35
 再保険業務対価見合収入 54,687 48,936
  再保険料収入       36,805 33,214
  利息及び配当の受取額 17,881 15,722
  その他収入           0     0
その他現金預金       736,207 790,769
業務収支           790,769 839,614
本年度収支          790,769 839,614
その他現金預金       790,769 839,614
人件費・経費の出し方は民間も同じであるため、その面からも民間に移行する意味が無い。

9、その他参考資料

http://www.nliro.or.jp/disclosure/q_ofjapan/index.html

というわけで地震再保険特別会計は、その形態であるからこそ最も効果的に国民に資する、 特別会計であり、無駄遣いも見当たらない。
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【2011/11/02 17:51 】 | 雑文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
原発の資料とかなんとか

主要穀類および農耕地土壌の90Srと137Cs分析データ一般公開システム
http://psv92.niaes3.affrc.go.jp/vgai_agrip/samples

平成20 年度原子力総合防災訓練
http://www.meti.go.jp/press/20080423009/20080423009.html
http://www.meti.go.jp/press/20080423009/kunren.pdf
http://www.meti.go.jp/press/20081008002/20081008002.html
http://www.meti.go.jp/press/20081008002/20081008002.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b01j.pdf
実施要項
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b02j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b03j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b04j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b05j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b06j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b07j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b08j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b09j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b10j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b11j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b12j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b13j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b14j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81006b15j.pdf

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c02j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c03j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c04j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c05j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c06j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c07j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c08j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c09j.pdf
重点実施項目
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c10j.pdf
報告書
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c11j.pdf
成果概要
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90427c05j.pdf

経産省 地震被害第一報
http://www.meti.go.jp/press/20110311017/20110311017.html
続報
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/release.html
その他含めた報道発表資料
http://www.meti.go.jp/press/index.html

NHK「かぶん」ブログ
官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告(Pub.103)の国内制度等への取入れについて-第二次中間報告-
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/toushin/1302851.htm
放射線審議会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/index.htm

Google、東北地方太平洋沖地震の被害を「Google Earth」上へ表示するKMLファイル
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110314_432872.html

東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/f12np-gaiyou.pdf

保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/
http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/files/230411-1-3.pdf

4月末あたりに見たワードで作成した文書をプリントアウトしてスキャンしてPDFにした文書は発見できず。


平成22年度の訓練の報告書は四月末に出る予定だった。まぁご覧の有様なので出るわけないですが。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b01j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b02j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b03j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b04j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b05j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b06j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b07j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b08j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b09j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b10j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b11j.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100422b12j.pdf

http://www.meti.go.jp/press/20100929003/20100929003.pdf

転期間延長計画への対応
 
で検索して。
 
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan014/siryo4.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-1.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-2.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-3.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-4.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-5.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-6.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/info/pdf_files/110225-8.pdf


3月末あたりの話。

1、降下した放射性物質は水で動くよ。

「土壌に捕捉される」と「深く浸透する」から「汚染は長く続く」は間違い。浸透する分についても深耕するときの深さよりも深いとこに浸透してるんならそりゃ水でもってかれてる。土自体はそう動かないんだから。また深いところに水で持っていかれるなら、圃場整備で埋めた水抜きのパイプから排水されるからやっぱり土壌に溜まりっぱなしなんてことはない。だから何だかんだで元素それ自体の半減期よりも短い滞留半減期しか示してない。
http://jssspn.jp/info/secretariat/post-15.html
これから分かることは結び付く割りに滞留半減期がずっと短いあたり「流されてますね」で、これも
http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/bulletin/niaes24-1.pdf
を引用してる点で滞留半減期が短いこと自体は受け入れてるのです。  

2、復興はつまり毀損した生産財をふんだらら・・・

ようはぶっ壊れた道路・鉄道・上下水道などのインフラの再構築、つまり公共投資は必ず必要。民間にしても住宅投資は必要、工場・店舗・機械その他の設備投資が必要、けっきょく壊れたものを補うべく投資がなされるので、復興は再投資なのでございます。国が復興に金を入れるならだけど。

3、いま汚染が広がってるのは海

放射性物質は、15日の放出後に関東上空を経て福島上空に至り雨で降下した可能性が大。SPEEDIの予測結果が一枚だけ示されてるけど、金科玉条とするには値しない。なお且つその後にどこのモニタリングの数値でも下がってることから、新たな大気中への放出は無い。つまり半減期の短いヨウ素131なんぞもう心配する必要が無い。そのへんの話は次のまとめによる。
http://togetter.com/li/119437
だから「増える心配」ならお漏らし水のことを考えようねって話。
http://togetter.com/li/118969

4、怖がるなら正しく怖がりましょう

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110404/219288/?P=1
記事読んでください。

【2011/11/02 17:46 】 | 雑文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
Broachがイマイチ使えないので
移転するのでございます。KC57サイトも解体整理してしまおうかしらん?


旧ブログ http://pub.ne.jp/KC57/
行先不明サイト http://www9.plala.or.jp/Hatsukari/


以下、旧ブログ巻頭言

遠い遠い過去のこと、国鉄蒸機を質的に無上の物とまだ信じていたころのこと・・・

国鉄機が南アに寸法で及んでないので少々気に食わないなと感じていたところ、C59計画時に案としてあった1850mm動輪の形式図を見、TMS誌上に発表された架空機C65を思い出し、「なんだじゃぁコレをきちんと最強機として図を仕上げてやろうじゃないか、模型にしてやろうじゃないか」と思い立ってイラストを描き始めた。

仮想鉄道ネタではあっても公式の計画図が元になってるだけに無邪気に誇らしさと自信を感じつつ愚かにも「見た目重視で寸法をザックリ決める」という方法であった。でも凝り性で工学部に入った俺のこと、書いてみると本当にこれで重さなり何なり大丈夫なのか、どの程度速度が出るのか、出力はどうなるのかが気になり始める。

気になり始めたら手は早い。が、国鉄がいったいどうやってそのへん考えてたのか調べるのが大変だった。というかどう調べたらいいのかもよく分からなかった。大学の図書館で蔵書を調べてもこれがどうにもならない。手がかりの手がかりがつかめない。それでもおぼろげながら周辺情報はかき集めることができつつあったころ、某巨大掲示板で蒸機スレを発見、頭に入ってたことを書き散らした。書き散らしてたら、なんか手応えの違う人が・・・どうせ俺含めた若い盆暗ばっかだろうと高をくくってたから思いもよらなかった。

それが思いもよらない方で、以来刺激を受け「鉄道技術発達史」と「蒸気機関」という資料の発見があって一気に研究は進む。進む過程で国鉄蒸機の可笑しさに気付く。ここで蒸気機関車とは、鉄道車両とはどうあるべきかから考えて評価を下すべきだと気付き、蒸機研究の深みにはまっていくのであった。

某巨大掲示板を中心とし、議論に応じて調べ計算し検証を重ねて見解を積み上げる形だった。善し悪しはあれその過程で色々な方にお世話になったりお話したりで蒸機研究の大きな財産になったし、とても楽しかった。自分のサイトも持った。

いつしか会話不能の粘着君が出てきた上に削除人もろくに動かないため、いったんスレの継続を諦め、他のスレで関心があることにぽんぽんレスをつけるようになって、さて自分のサイトを放置してしまってるが気が向いたときに書き連ねることができるようにブログ形式で継続してみるかと思い立って数ヶ月ぼんやり考えてここに至る。

・・・というような開設経緯でございます。今更どの程度の人が関心を持ってくれるか、工学分野からドロップアウトした身でどこまで行けるのか分からないけれど、紙とペンと資料に気力があれば続けられる趣味、やれるだけやってみようと思います。

【2011/11/01 15:20 】 | 雑文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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