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1、水平な三気筒機
120°単式三気筒機についての図。左側を基準とし、右先行を例とした。クランクが120°割りになってるので、60°ごとに何れかの気筒が死点にあるのは理解しやすい。 ・・・がしかし、主動輪が第2動輪だとメインロッドが第1動輪の軸と重なって困るから回避しなければならない。よっぽど車両限界に余裕があって、要求出力もほどほどなんだったら第1動輪を主動輪とすれば回避もできるんだが・・・ 2、中央気筒を持ち上げて回避する。 そこで中央気筒を持ち上げて避けてみる。 ψ°だけ持ち上げて回避したとき、そのままでは動作タイミングがずれる。そこで、クランク軸もψ°だけ遅らせる。すると・・・ 中央気筒が前死点にあるときは・・・ ということで、元と同じく左が60°進んだときに前死点に至る。後死点は という具合で、きちんと左が240°のときに来る。ということで単式3気筒機の動作は、クランクやメインロッドから見ると殆ど問題になるような点は無い。 唯一、中央ピストンの水平分力がcosψ倍され、またsinψ倍された力が垂直に働くことになるのが問題と言えば問題だが、ψの値がそれほど大きくなければ誤差みたいなものなので気にする必要は無い。 3、ディバイデッドドライブ 他の回避方法としては、中央気筒をかける軸を変えてしまう方法がある。 これなら持上げる必要は無くなるが、先台車とのクリアランスを取れるかどうかという問題が出てくる。 PR |
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