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【2024/11/24 04:37 】 |
北海道新幹線についての古い考察のまとめ
1、資料

http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/company/com_6.html
JR北海道の統計
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/adviser/siryou2_irikomi%2020_1.pdf
平成19年度来函観光客入り込み
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/toukei/kannkoubutu/toukeisyo/pdf/p.pdf
複数年度に渡る別集計

http://www.dokeiren.gr.jp/assets/files/pdf/teigen/2006_08sinkansen-youyaku.pdf
北海道新幹線の360km/h運転を前提とした需要予測に基けば、毎時2本の列車を設定したときの乗客誘導例は次の通り。

速達列車・・・690万/年
  東京~札幌を利用する、関東~道央+道東・北・・・637万+28万
  その他地域~北海道・・・25万

道内は各駅に停車する列車・・・新函館以南430万/年、新函館以北508万/年
  東北~札幌を利用する、東北~道央+道東・北・・・194万+11万
  東京~新函館等を利用する、関東~道南・・・108万
  東北~新函館等を利用する、東北~道南・・・117万
  新函館~札幌間で完結する道内利用・・・303万

2、二酸化炭素排出量の変化


http://www.ntsel.go.jp/kouenkai/h21/21-02.pdf

政府の資料は素晴らしいものばかりだ。こういうものを見ずに官僚批判・政治批判しちゃいけないよね。
というわけで早速作業に入る。需要予測のほうは定番資料の↓を用いる。

http://www.dokeiren.gr.jp/assets/files/pdf/teigen/2006_08sinkansen-youyaku.pdf

この二つの資料を組み合わせてCO2排出量を概算してみる。

実キロ調べるのが激しく面倒だから、在来線は営業キロだ。
某需要予測とともに、航空機は標準1の84g/人キロを用いる。新幹線は15g/人キロ、在来線ECは交流高速ECから6g/人キロ、DCは回生が使えないぶんを見て9g/人キロ、モノレールは9g/人キロ、バス56g/人キロ。
道北・道東は面倒なので目的地を旭川に仮定、道央は札幌、道南は函館、東北は仙台、関東は東京or浜松町、航空による函館行きは函館空港、道央・道北・道東は新千歳利用、新千歳から各目的地は実績より鉄道と自動車の利用は半々と仮定
、北海道対関東東北以外は浜松町~札幌に置き換えて計算、以上から、

新幹線開業前の東京対北海道の航空
浜松町~羽田17.8km*1522万人*モノレール9g
+羽田~函館682.4km*145万人*航空84g+バス連絡8.5km*145万人*バス56g
+羽田~新千歳822.4km*1122万人*航空84g+バス札幌41.2km*561万人*バス56g+鉄道札幌46.6km*561万人*鉄道6g
+羽田~新千歳822.4km*255万人*航空84g+バス旭川177km*128万人*バス56g+鉄道旭川183.4km*128万人*鉄道6g
=106610621.6万g=106.6万トン

東北対北海道の新幹線開業前の航空
仙台~仙空17.5km*135万人*鉄道6g
+仙台~函館400.0km*3万人*航空84g+バス連絡8.5km*3万人*バス56g
+仙台~新千歳540.8km*120万人*航空84g+バス札幌41.2km*60万人*バス56g+鉄道札幌46.6km*60万人*鉄道6g
+仙台~新千歳540.8km*12万人*航空84g+バス旭川177km*6万人*バス56g+鉄道旭川183.4km*6万人*鉄道6g
=6334075.8万g=6.3万トン

新幹線開業後の東京対北海道の航空
浜松町~羽田17.8km*984万人*モノレール9g
+羽田~函館682.4km*58万人*航空84g+バス連絡8.5km*58万人*バス56g
+羽田~新千歳822.4km*691万人*航空84g+バス札幌41.2km*346万人*バス56g+鉄道札幌46.6km*346万人*鉄道6g
+羽田~新千歳822.4km*235万人*航空84g+バス旭川177km*118万人*バス56g+鉄道旭川183.4km*118万人*鉄道6g
=69673955.2万g=69.7万トン

東北対北海道の新幹線開業後の航空
仙台~仙空17.5km*42万人*鉄道6g
+仙台~函館400.0km*1万人*航空84g+バス連絡8.5km*1万人*バス56g
+仙台~新千歳540.8km*36万人*航空84g+バス札幌41.2km*18万人*バス56g+鉄道札幌46.6km*18万人*鉄道6g
+仙台~新千歳540.8km*5万人*航空84g+バス旭川177km*2.5万人*バス56g+鉄道旭川183.4km*2.5万人*鉄道6g
=1975094.6万g=3.0万トン

新幹線開業前航空総排出量 106610621.6+6334075.8万g=112944697.4万g=112.9万トン
新幹線開業後航空総排出量 69673955.2+1975094.6万g=71649049.8万g=71.6万トン
差し引き 41295647.6万g=41.3万トン

次に鉄道のものを算出する。
鉄道は経路ごとに一人当たりの数字を先に出し、それから需要予測の数字を掛け算して合計する。
開業前
東京~旭川 新674.9km*15g+EC157.0km*6g+DC315.3km*9g+EC136.8km*6g=14724.5g
東京~札幌 新674.9km*15g+EC157.0km*6g+DC315.3km*9g=13903.2g
東京~函館 新674.9km*15g+EC160.4km*6g=11085.9g
仙台~旭川 新349.5km*15g+EC157.0km*6g+DC315.3km*9g+EC136.8km*6g=9843.0g
仙台~札幌 新349.5km*15g+EC157.0km*6g+DC315.3km*9g=9022.2g
仙台~函館 新349.5km*15g+EC160.4km*6g=6204.9g
 関東対道南央北東+東北対道南央北東
 =2*14724.5+25*13903.2+18*11085.9+3*9843.0+28*9022.2+69*6204.9=1286863.9万g
開業後
東京~旭川 新1034.9km*15g+EC136.8km*6g=16344.3g
東京~札幌 新1034.9km*15g=15523.5g
東京~函館 新824.9km*15g=12373.5g
仙台~旭川 新709.5km*15g+EC136.8km*6g=11463.3g
仙台~札幌 新709.5km*15g=10642.5g
仙台~函館 新499.5km*15g=7492.5g
 関東対道南道央道北道東+東北対道南道央道北道東
 =263*16344.3+1353*15523.5+166*12373.5+15*11463.3+230*10642.5+119*7492.5=30867179.4万g

よって新幹線開業で29580315.5万g=29.6万tの増

鉄道と航空の合算では、114.2万tから102.5万tへ、11.7万tの減少となる。建設に際しての排出量が129.2万t弱の推算となるから11.04年で建設に伴う排出量分の収支も取れる。

逆にCO2排出量1tあたりどれだけの人数が移動してるか見ると、新幹線開業前は合算で114.2万tを排出して1800万人なので、排出量1トンにつき15.8人が移動、開業後は2146万人で102.5万トンで排出量1トンにつき20.9人が移動することになる。
化石燃料の利用効率は32.3%上がることになる。


3、事業収支を考えてみる。

検証の元となる路線データ

東京~(674.9km)~新青森~(150.2km)~新函館~(210km)~札幌
需要予測は
http://www.dokeiren.gr.jp/assets/files/pdf/teigen/2006_08sinkansen-youyaku.pdf
を参照する。

乗車率と設定本数

需要の積算は
 関東・東北~道央・道北 11+194+28+637=870万人
 関東・東北~道南 117+108=225万人
 道内 303万人
 地域~北海道 25万人

ここから新函館で区切って抜き出すと
 新函館以南 870+225+25=1120万人/年
 新函館以北 870+303+25=1198万人/年

毎時10両2本(速達+準速達)、有効時間帯14時間として、年間提供座席数は1列車800人として
  2本*片道14本*往復の2*800人*365日=1635.2万席/年
よって、平均乗車率は
 新函館以南 1120/1635.2=68.5%
 新函館以北 1198/1635.2=73.3%
となるから、まぁ妥当といったところか。季節変動は臨時で対応可能だろう。場合によって新函館~新札幌の各駅停車を追加してもよかろう。

料金を試算して利益を求める

東京~札幌1035.1kmでJR北海道の取り分は、予想料金22000円として、実㌔で按分して
 22000円×360.2/(674.9+360.2)=7656円
比較として東海道山陽新幹線では東京~厚狭で営業㌔1083.8km実㌔968.7kmで19850円。

次に東海道・山陽・東北新幹線から同等の距離の区間の料金を参照すると、
 新青森~新函館150km  5240円 (東京~那須塩原 営 157.8km 実152.4km)
 新青森~新函館150km  4930円 (東京~~新富士 営 146.2km 実135.0km)
 新函館~~札幌210km  7460円 (東京~~~郡山 営 226.7km 実213.9km)
 新函館~~札幌210km  6820円 (小田原~~豊橋 営 209.7km 実197.5km)
 新青森~~札幌360km 10080円 (東京~~~仙台 営 351.8km 実325.4km)
 新青森~~札幌360km 10070円 (品川~~名古屋 営 359.2km 実335.2km)

実㌔Verで計算すると・・・
 関東・東北~道央・道北 11+194+28+637=870万人、870万人×7656円=666.1億円
 関東・東北~道南 117+108=225万人、225万人×3190=71.8億円
 道内 303万人、303万人×6820円=206.6億円
 地域~北海道 25万人、25万人×7656=19.1億円
  トータル963.6億円。

毎時10両2本(速達+準速達)、有効時間帯14時間として
 車両㌔=10*28*2*365*360=7460.6万㌔
経費はJR東海の公開資料から概算するに車両㌔あたり528円だから393.9億円

よって差し引きで年間の利益は569.7億円となる。

アクセスタイム込み所要時間・フリークエンシーとシェア

東京駅~札幌駅は395分短縮。
 現状 乗車602分+待ち33分=635分
 将来 4時間(240分)

幹線旅客純流動調査(2005)から、アクセスタイム込み所要時間では東京23区~札幌市は
 現状 690分
 将来 295分

さらに東京23区~大阪市のデータと比較してみると、

   対札幌  対大阪 対大阪シェア
航空  215分  136分 34~19%
新幹  295分  227分 66~81%
倍率  1.37   1.67

よって北海道新幹線は、東海道新幹線よりも時間的には優位な競争を仕掛けることとなる。

本数で比較すると、
新千歳空港~羽田52+成田4=56往復
北海道新幹線 28往復

羽田~伊丹29+関西国際18=47往復
東海道新幹線 80~100往復

よって北海道新幹線は、東海道新幹線よりもフリークエンシーに劣る競争を仕掛けることとなる。

以上2点から先の需要予測における、北海道新幹線の54%というシェアは概ね妥当と見て良いと推察される。

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【2011/11/05 03:28 】 | 北海道新幹線 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
地震絡みのいろいろというか合唱

http://www.youtube.com/watch?v=C5ceI4uvNlQ
色々あって胸をぎゅっとつかまれてたら・・・

なんか台湾でこんなに。

劉若英 [ 繼續-給十五歲的自己 ] MV官方完整版
http://www.youtube.com/watch?v=HbHOJ_g7zYk
鍾舒漫-給自已的信
http://www.youtube.com/watch?v=sk1Ui7MRHC4
http://www.youtube.com/watch?v=J7d31kLoDjQ
http://www.youtube.com/watch?v=b3PNpBj-Zvg
http://www.youtube.com/watch?v=vDmYyCA9Vro
钟舒漫 容祖儿- 给自己的信KTV
http://www.youtube.com/watch?v=hsyeFc81Q2M
陳明 - 信~ 寫給曾經的自己 (Angela Aki 手紙/給自己的信 國語版)
http://www.youtube.com/watch?v=cOql_c9qbb0

いくつカバーがあるんだろうか。というか台湾ってJ-POPに対していつもこう反応してるんかいな。韓国語は耳障りなんだが台湾とか香港だとけっこう耳に心地よいので良い。


あ、でも台湾ならDifang&馬蘭吟唱隊ですな。日本人の耳慣れからすると

NS2000(カバー)
http://www.youtube.com/watch?v=NIMGFrV47HI
Enigma ~~ Return to Innocence ~~ (サンプリング)
http://www.youtube.com/watch?v=9_ALElMLpRA
老人飲酒歌(Remix)
http://www.youtube.com/watch?v=6kCOKKjMYE0
老人飲酒歌
http://www.youtube.com/watch?v=uROdVAV1zQo
Taiwan - 原住民 阿美族 馬蘭吟唱 (飲酒歡樂歌)
http://www.youtube.com/watch?v=_VO9PnONq2E

と聞いていけばいいかなと思う也。

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被災地の歌声、甲子園へ届け 大会歌を300人合唱
http://www.youtube.com/watch?v=JfKuX6RM2LQ
復興へ響け...被災地の高校生、夏の甲子園大会歌を合唱
http://www.youtube.com/watch?v=F8qHzAw3F6g
http://www.asahi.com/national/update/0514/OSK201105140060.html
http://megalodon.jp/2011-0516-0124-38/www.asahi.com/national/update/0514/OSK201105140060.html

<span style="color: #0000FF;"> 第93回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の試合中に流れる大会歌「栄冠は君に輝く」の収録が14日、福島県須賀川市であった。東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県と16年前の阪神大震災に遭った兵庫県の高校生約300人が、復興への願いを込めて高らかに歌い上げた。

 収録に参加したのは東北3県の12校と兵庫県の4校。演奏も福島県の高校生75人が担った。震災で肉親を失ったり、今も避難所から通ったり、厳しい環境に置かれた生徒も、声を合わせて美しいハーモニーを響かせた。

 第93回選手権大会は、8月6日に阪神甲子園球場で開幕する。 </span>

 

このNewsは本当に感動した・・・いつもは気に食わない朝日もケチなNHKと違って動画を保存さしてくれるんで嬉しい。本当に胸が熱くなった。

【2011/11/03 12:18 】 | 雑文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
資料リンク (目くじら立てないでください)

鉄道車両の解釈基準はネット上にめったに転がってない代物ながら一部を発掘できたので紹介。他のも混じってるけど。
第XX条とあるものが解釈基準。欠番は国交省資料。

http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_01.pdf
車輪・タイヤの作り方。一体圧延車輪
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_02.pdf
列車のブレーキ、どうやって効くんだっけ?
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_03.pdf
列車のブレーキ、どうやって効くんだっけ?
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_04.pdf
営業マンのための電気車の駆動制御のしくみ
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_05.pdf
自動列車停止装置の簡単なまとめ
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_06.pdf
川重のアルミ合金製新幹線車両製造工程
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_07.pdf
鉄の起源
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_08.pdf
レール 世界の鉄道輸送を支える寸法制度と硬度
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_09.pdf
FSW
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_10.pdf
工業標準の体系について
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_11.pdf
国際規格の標準化機関
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_12.pdf
鉄道に関する国際規格
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_13.pdf
技術とともに進歩するアルミ車両
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_14.pdf
アルミ車両のメリット
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_15.pdf
押し出し型材
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_16.pdf
次世代の鉄道車両を担うアルミ車両
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_17.pdf
家電鋼板
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_18.pdf
家電鋼板
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_19.pdf
金属セラミック高分子
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_20.pdf
金属セラミック高分子
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_24.pdf
国土交通省 潮崎車両工業企画室長の講話内容(2006年4月27日 JREA第74回外国鉄道技術研究会講話会より)
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_25.pdf
海外における鉄道関係国際組織
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_26.pdf
標準化、規格に関する最近の情報
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_27.pdf
ODAのSTEP制度
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_28.pdf
鉄道に関する技術基準(車両編)における基礎知識
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_29.pdf
鉄道に関する技術基準(車両編)における基礎知識 事業の定義
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_30.pdf
第64条 車両限界
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_31.pdf
第67条 走行装置等
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_32.pdf
鉄道の歴史
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_33.pdf
車両の重量等
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_34.pdf
鉄道車両の記号番号一覧
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_35.pdf
鉄道車両の記号番号一覧
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_36.pdf
鉄道車両の記号番号一覧
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_37.pdf
第66条 安定性
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_40.pdf
第XX条 動力発生装置等 ボイラについてとかとか
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_42.pdf
第69条 ブレーキ装置
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_43.pdf
第80条 圧力容器その他の圧力供給源及びその附属装置
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_44.pdf
パンタの仕組み
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_45.pdf
第70条 車体の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_46.pdf
著しい騒音を低減するための構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_47.pdf
第72条 乗務員室の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_48.pdf
第73条 客室の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_49.pdf
第74条 旅客用乗降口の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_50.pdf
第75条 貫通口及び貫通路の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_51.pdf
規格における“動作”、“作動”、“操作”、“運転”、及び“作用”の用語の使い分け
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_52.pdf
電気連結器の仕組みについて
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_53.pdf
第76条 非常口の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_54.pdf
第77条 連結装置
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_55.pdf
第78条 特殊な貨車を運送する車両の構造
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_56.pdf
鉄道用オイルダンパ
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_57.pdf
第79条 乗務員室の設備
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_58.pdf
第81条 車両の附属装置
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_59.pdf
国内向け車両用連結幌について
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_60.pdf
第82条 車両の表記
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_61.pdf
無し。
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_62.pdf
鉄道車両用空気ばねの紹介
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_63.pdf
鉄道用ブレーキシステムについて
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_64.pdf
鉄道車両の構体について
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_65.pdf
第83条 車両の火災対策
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/mame/mame_66.pdf
海外展開と国際標準
以下無し。

【2011/11/03 11:46 】 | 資料 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
速度と牽引力と出力についての解説

機関車さん

・ある荷物を5kgの力で押して10m先に持っていく仕事があります。
仕事は力が大きいほうが偉いです。距離が長いほうがすごいです。
力と距離を掛け算した数字を仕事としましょう。

  この場合、仕事=5×10=50

・AさんとBさんがその仕事をしていますが、Aさんは5秒、Bさんは10秒でやります。
おなじ仕事をしていますが、かかってる時間が違うので、短時間でやるAさんが偉いぞというのを、数字で比較できないかと考えます。で、秒数で割ってみました。

  Aさん 50÷5=10
  Bさん 50÷10=5

Aさんのほうが倍偉いというのが分かりました。これを仕事率といいます。

  仕事率=力×距離÷時間

です。ここで「距離÷時間=速さ」なので、

  仕事率=力×速さ

です。

さて機関車さんは、イマドキな遊輪が無い人の場合、低い速さだと体重×0.3くらいしか力出ません。
でも、昔の機関車さんは0.2~0.25くらいなので、イマドキ機関車さんは進歩してます。

H級134.4tの機関車さん 仕事率=134.4t×0.3×速さ
F級100.8tの機関車さん 仕事率=100.8t×0.3×速さ
D級67.2tの機関車さん 仕事率=67.2t×0.3×速さ

になります。ようは体重で力持ちかどうか決まっちゃうんですね。じゃぁ足の速さはどうでしょう?
足を速く動かすと、足の裏はばたばたして滑りやすくなっちゃいます。
なので速くなるにつれ、「0.3」がちょっとずつ低下しちゃいます。困った話ですね。
ということで、52km/hくらいで考えてみましょう。このとき0.2になっちゃいます。
掛け算したときに適切な単位もつけましょう。

H級134.4tの機関車さん 仕事率=134.4t×0.2×52km/h
                    =26.88tの力×52km/h≒4000kW
F級100.8tの機関車さん 仕事率=100.8t×0.2×52km/h
                    =20.16tの力×52km/h≒3000kW
D級67.2tの機関車さん 仕事率=67.2t×0.2×52km/h
                    =13.44tの力×52km/h≒2000kW

さて、仕事率には機関車さんそれぞれに限界があります。心臓がバクバク言っちゃうんですね。体温上がっちゃうんですね。限界突破で体ぶっ壊します。それは困りましたね。

限界は突破しないことにしましょう。Hさんは4000kWが限界です。Fさんは6000kWが限界です。Dさんは4000kWが限界です。体が小さいのにHさんより体力あるんですね素晴らしい。77km/hのときのことを考えましょう。
0.2はさらに低下して0.17ほどになっちゃいます。

H級134.4tの機関車さん 仕事率=22.85tの力×77km/h=5000kW
F級100.8tの機関車さん 仕事率=17.14tの力×77km/h=3750kW
D級67.2tの機関車さん 仕事率=11.42tの力×77km/h=2500kW

あれれ、Hさんは体力突破しちゃいました。不味いですね。息切れして斃れてしまいます。少し力を抜いて走りましょう。18.28tの力なら4000kWになります。

H級134.4tの機関車さん 仕事率=18.28tの力×77km/h=4000kW
F級100.8tの機関車さん 仕事率=17.14tの力×77km/h=3750kW
D級67.2tの機関車さん 仕事率=11.42tの力×77km/h=2500kW

体力に合わせて走ったら、HさんはFさんに追いつかれてきました。これ以上速度を上げるとさらに逆転していきます。

さてさて、これらは粘着係数計画式を新幹線のものを用いており、これはJRが在来線の機関車に用いている式に比べてかなり低めに出るので、上記の式はかなり強調した話であることをご理解ください。

出力の計算

ニュートン方程式から、加速させる力[kgf]=重さ[kg]×加速度[m/s^2]。これは感覚的にもOKなはずですね。
めっちゃ力入れるとめっちゃ加速する、重いものを加速させるにはめっちゃ力いれる、ただそれだけ。
次に、質量1kgの物体を1kgfの力で引くと9.8[m/s^2]の加速度を得るので、

 加速させる力[kgf]=重量[kg]×加速度[m/s^2]÷9.8[m/s^2] (=1[N])

これを

 1000×列車重量[t]=列車重量[kg]
 1[km/h]=1000[m/h]=1000/3600[m/s] ⇒ 1[km/h・s]=1000[m/h・s]=1000/3600[m/s^2]

を使って列車重量[t]と加速度[km/h/s]で計算できる式に変えると、

 加速させる力[kgf]=1000×列車重量[t]×1000/3600×加速度[km/h/s]÷9.8
 ⇒加速させる力[kgf]=28.35×列車重量[t]×加速度[km/h/s] ・・・①

次に引張力と速度と仕事率の関係は

 仕事率[kgf・m/s]=引張力[kgf]×速度[m/s]

これを1[m・kgf/s]≒9.80665 [W]、1[km/h]=1000/3600[m/s]で書き直すと

 出力[kW]=引張力[kgf]×速度[km/h]×1000/3600×9.80665
 出力[kW]=引張力[kgf]×速度[km/h]÷367 ・・・②
 (出力[HP]=引張力[kgf]×速度[km/h]÷270)

で、ある速度のときにある加速度を与えるのに必要な出力は、②式の「引張力[kgf]」に①式の「加速させる力」を代入してやれば良く、

 必要な出力[kW]=28.35×列車重量[t]×加速度[km/h/s]×速度[km/h]÷367

となる。

【2011/11/03 11:43 】 | 運転理論 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
財務省所管の地震再保険特別会計が如何に有用かについて。

1、地震再保険とは

 民間の地震保険に対する保険。 http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/pdf/reference/jishin_saigaiyo.pdf
 地震保険は、次のような特徴をもつ地震災害による損害をカバーするため、政府が「再保険」という形で損害保険会社をバックアップすることによって成り立っている。 > ①1災害による損害が保険会社の担保力を大幅に上回る巨額なものとなるおそれがある。 > ②災害の発生時期や発生頻度の予測が極めて困難なため大数の法則に乗りにくい。

さらには損保業界全体で地震保険のリスクを平準化する結果も得ている。

2、再保険料

 再保険自体は日本地震再保険株式会社等が各損保からの契約を取りまとめて地震保険超過損害額再保険契約という名目で政府と契約をし、徴収するという形になっている。

3、再保険金①

 1災害あたりの支払われる保険金の総額で三段階に分けて負担率が定められている。 ・1st layer(~1100億)・・・民間100% ・2nd layer(1100~17300億)・・・民間50%政府50% ・3rd layer(1.73~5.5兆)・・・民間5%政府95%  政府が払う再保険金の最大は43915億円

4、再保険金②

 災害が相次ぐなどで特別会計で積み立てた保険料等で政府責任分を払えない事態、また積み立てた保険料等の運用で 損失を被った場合などに備えて、一般会計から借りることが可能で、返済も義務付けられている。 <法律から引用> > 2 政府は、再保険金、この会計の負担に属する借入金の償還金及び利子、第十四条第二項ただし書の規定により借り換えた一時借入金の償還金又は一時借入金の利子の財源に充てるため、必要があるときは、予算で定めるところにより、一般会計からこの会計に繰り入れることができる。 > 3 前項の規定による繰入金については、後日、この会計からその繰入金に相当する金額に達するまでの金額を、予算で定めるところにより、一般会計に繰り入れなければならない。

5、日本政策投資銀行(民営化が決定済み)等に事業ごと委譲が不適切な理由

 1にある通り、地震再保険は保険料率が決定できるような代物ではなく、そのために再保険という名目で4のような緊急避難が容易な特別会計という形式で用意されている。  これを民間に移譲すると、 ・保険料率の高騰により地震保険が加入し辛い保険となる。 ・低廉な保険料では保障が不十分となるか保険が採算が取れず商品として成り立たないものとなる。 ・災害規模によっては支払い能力を超える事態の回避が不能。 ・結果的に地震保険による保障を受けられるのはごく限られた人々ということになり、国民が地震に備えることが不能となる。 などが予想される。つまり再保険の目的が丸ごと失われることとなる。

6、特別会計を丸ごと廃止して、政府から給付金を出すだけでは不足な理由

 払いきれない時は政府から給付金を出すことこは不可能ではないが、 ・同じ名目の物品の損害でもそれぞれ価値が違うように、それぞれ損害額は異なる。 ・異なる損害額の算定には時間がかかり、これに対応すると給付が遅れる。 ・異なる額の給付金は不公平感の元。災害時には禁忌。 ・政治的理由により支払いが遅れる事態が憂慮される。 等の問題がある。再保険というバックアップで地震保険を提供すると、 ・元の資産価値を事前査定。 ・不公平感の排除。 ・政治的理由で支払いが遅れるようなことが無くなる。

7、税金の無駄遣いかどうか

 本特別会計と税金との関係は4にあるとおり、保険金支払能力を超過したときに一時的に一般会計から繰り入れ、言ってしまえば「一般会計に対して借金」する形だけになっており、物価変動その他の要因を考慮した上で「相当額の返済」を義務付けられているため、災害が大規模にならない限りは一般会計との間でお金が動くことが無いし、あっても返済されるので無駄遣いには相当しない。

8、経費を税金から出してるのではないか?

 次の通り、再保険料、資金の利息や運用益のみが収入となっている中なから人件費や業務の経費を出しているため、税金から経費を出しているということは無い。 http://www.mof.go.jp/jouhou/kaikei/tokkai/160311g.htm
区分別収支計算書   (単位:百万円)
                 13年度 14年度 業務収支
     再保険業務支出       ▲125 ▲90
  人件費            ▲54  ▲55
  その他業務支出      ▲70  ▲35
 再保険業務対価見合収入 54,687 48,936
  再保険料収入       36,805 33,214
  利息及び配当の受取額 17,881 15,722
  その他収入           0     0
その他現金預金       736,207 790,769
業務収支           790,769 839,614
本年度収支          790,769 839,614
その他現金預金       790,769 839,614
人件費・経費の出し方は民間も同じであるため、その面からも民間に移行する意味が無い。

9、その他参考資料

http://www.nliro.or.jp/disclosure/q_ofjapan/index.html

というわけで地震再保険特別会計は、その形態であるからこそ最も効果的に国民に資する、 特別会計であり、無駄遣いも見当たらない。
【2011/11/02 17:51 】 | 雑文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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